みなとノート

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私が考える一眼レフの交換レンズを揃える順番はこんな感じ。

私が一眼レフを初めて手にしてから約五年が経過しました。この五年間の間に多くのレンズを購入し、そして売却するということを繰り返してきました。今考えると少し遠回りをしたように感じています。

今日は私の経験をもとに、私が考える一眼レフの交換レンズを揃える順番についてお話しさせてください。

標準単焦点レンズ

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初めて手にするレンズは、50mmの単焦点レンズを購入することをお勧めします。センサーサイズがAPS-Cのカメラであれば30mmから35mmのレンズになります。

まず単焦点レンズであればF値が1.8や1.4といった明るいレンズが多いので、一眼レフらしい背景がボケた写真を撮ることが容易です。そしてスマートフォンや低価格帯のコンデジなどとは一線を画す、高画質な写真を撮影することができます。これは廉価な標準ズームレンズでは難しい。

一眼レフを使って撮影することが楽しくなり、大きなサイズの一眼レフを持ち出すモチベーションに繋がります。せっかく良いカメラを持っていても持ち出さなければ宝の持ち腐れですからね。

次になぜ50mmの画角なのかというと、初めて一眼レフを購入するという人で「自分が何を撮りたいのか」が明確になっている人というのは少ないと考えるからです。あえて言えば「なんでも撮りたい」。これが多くの人が思っている正直なところではないでしょうか。私自身もそうでした。

50mmの画角であれば、引いて取れば35mmといった準広角のような、寄って撮れば85mmといった中望遠のような表現をすることが可能です。つまり一本のレンズでかなり多くの被写体に対応できる画角なのです。

こうした理由から最初のレンズには標準単焦点レンズをお勧めします。

標準ズームレンズ

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次に必要と考えるのが標準ズームレンズです。24-105mm、24-120mmくらいのレンジがあるものが良いでしょう。センサーサイズがAPS-Cのカメラであれば、18-55mm、16-80mmくらいのレンジが目安になります。

私たちが写真を撮る目的には大きく分けて2つあります。それは「作品作り」と「記録」です。

先ほどの標準単焦点レンズはどちらかと言えば高画質とボケを活かした「作品作り」に適したレンズです。しかしながら、私たちはいつでも惚れ惚れするような高画質でボケのある写真を求めているわけではありません。少しの画質を犠牲にしてでも「記録」として、多くの情報を入れるために広く撮ったり、物理的に寄れないためにズームして撮ったりしたい場面はあります。(例えば旅行だったり結婚式だったりね。)

そんなときに活用したいのが標準ズームレンズです。この一本があればかなりのシチュエーションで思い通りの構図で撮ることが出来るでしょう。撮影のテンポも良くなり、単焦点レンズと比べてシャッターチャンスを逃すこともグッと減るはずです。

ちなみに一眼レフカメラを購入するときにキットレンズとして購入すると、かなりお得に手に入れることもできますので、予算が許すのであれば50mmの単焦点レンズと一緒に購入しても良いでしょう。

望遠ズームレンズ

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望遠ズームレンズは日常では使う場面がかなり限られますので、必要に迫られたタイミングで買うことになります。

具体的には、運動会や演奏会といったイベントを撮影するとき、ディズニーリゾートなどのテーマパークでショーやパレードを撮影するとき、動物園で動物たちを大きく写したいとき、これらが代表的な場面でしょうか。

圧縮効果を活かした絵作りや、長い焦点距離を活かした大きなボケなど、遠くのものを撮る以外にも望遠ズームレンズは活用することができます。手に入れた際には他の撮影にも持っていってみると新たな発見があるはずです。

中望遠単焦点レンズ

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少し趣味性が高いレンズにはなりますが、中望遠単焦点レンズは持っておくと写真が変わります。特に85mmのF1.8のレンズであれば比較的リーズナブルに手に入れることができます。

「人」というのは、私たちの生活のなかで一番多く撮られている被写体のひとつです。85mmの単焦点レンズは、被写体とカメラマンの距離が適正である、形がほとんど変わらない、ボケが大きいために綺麗に被写体と背景を分離できる、といった理由で「ポートレートレンズ」と言われています。このレンズで撮影すれば、友人や家族の写真がより輝くものになるはずです。

もちろん「人」しか撮っていけないわけではありません。私は85mmの単焦点レンズで街角をスナップするのが大好きです。85mmという焦点距離は50mmと比べてかなり切り取る感覚が強くなります。自分が何を撮影したいのかがはっきりしていないと、よく分からない写真になりがちですので、被写体を明確にする力が鍛えられます。自分の写真力を向上させる意味でも良いレンズかもしれません。

超広角ズームレンズ

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自分の視界の外まで描写するレンズ、それが超広角レンズです。35mm換算で24mmよりも短い焦点距離のレンズとなると、写真に強いパースがついて広くダイナミックな写真を撮ることができます。

超広角域では単焦点レンズよりもズームレンズのほうが良いと考えています。これはどこまでフレーミングするのか決めるときに、超広角域においては身体を動かすことで変えられる要素に限りがあるからです。

風景写真を撮るときに標準ズームレンズでは物足りないと感じることもあるでしょう。旅行などで絶景を目の前にすることが多い方は少し早めに手に入れても良いレンズだと思います。

こだわりのレンズ

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ここまで揃えれば基本的に撮れない写真というのはかなり少ないはずです。16mm-300mmくらいまでの画角をカバー出来ているわけですからね。ここまで来ればもう自分に必要なレンズは分かるようになっていることでしょう。自分が撮るジャンルに合わせたこだわりのレンズを揃えていきましょう。

鳥や飛行機が撮りたければ150-600mmといった超望遠ズームを使いたくなるでしょうし、ポートレートを撮る人ならば135mmの単焦点レンズを試してみたいと思うかもしれません。建築物や風景を撮る人は魚眼レンズを使うのも楽しそうですね。

本当のレンズ沼はここからです。

欲しくなったときが買い時

いかがだったでしょうか。今の私であればこんな順番でレンズを揃えることになると思います。

しかしながらこれはあくまでも私が考える順番であって、万人に当てはまるわけでは決してありません。実際にはレンズというのは欲しくなったときが買い時だと思います。標準単焦点レンズと標準ズームについては必須であると感じますが、あとはどのタイミングでも問題ないでしょう。

限られた予算の中でレンズ構成を考えるのもカメラという趣味の楽しいところです。レンズの購入計画を立てるときに、この記事が参考になれば幸いです。